Jun 24, 2013

Keep "chefs" on the UK's foreign skilled labour list.



Current situation on foreign workers in the United Kingdom.
Recently, the UK Migration Committee is discussing to remove "chef" category
under the skilled labour list in the UK.
In another words, those higher skilled chefs with experience, technique and knowledge
on any ethnic cuisine such as Thai, Korean, or Indian food
to bridge between UK and those culinary cultures,
like Japanese Sushi/Sashimi chefs, would be no longer
able to receive any sponsored visa to work in the UK further future.

In the video above, Many the restauranteurs and chefs from the top Asian restaurants in London
are raising issues that in such an international and multiethnic capital city like London,
this could be a suicidal to lose all the highly skilled chefs for their growing business
and whole level and diversity of the food industry in UK.
In 2012, £3.6 billion are estimated worth of the UK's Asian food industry,
and are predicted to grow to rise 45.1 between 2012 to 2016.

As a fact, "Sake sommelier" and "Restaurant manager" positions were
already  removed from the list last year.
It may not be a far future that how we could protect and grow
 the food and drink culture of Japan will be the next generation's agenda.


英国における外国人の滞在ビザ問題の現状。
実は現在、英国の入国管理局によって、日本食文化啓蒙の重要な資源である
「シェフ」の肩書きが、労働ビザ付与の対象である専門職種から
外すべきだという協議が行われています。
これはどういうことかと言うと、「寿司職人」や「和食料理人」
と言われる高い技術技能・知識を持った日本からの料理人に対して、
これまで専門職として呼び寄せる事が可能であった
英国での労働ビザが今後申請不可になるということ。
つまり英国・EU圏内国籍のみからしか、
どの飲食店もシェフを雇えなくなってしまうのです。

和食だけでなく、タイ、ベトナム、インド、韓国、中国においても
同等の人材採用の困難が予期されると、上のビデオ(英語のみ)にて
ロンドンのトップアジア料理店関係者が問題定義しています。
アジアをコンセプトにする飲食店での2012年の英国の売り上げは36億ポンド。
向こう4年で45.1%もの増加を予測しているそうです。

「たかがシェフ」というように思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
世界中の食文化の集まる多国籍都市ロンドンにとって、
今後の重要な文化と技術の架け橋となる現地からのシェフ採用が
できなくなるということは、英国の食文化のレベル向上を弊害する、
非常に危機的な状況と言っても過言でもありません。
現状として、私が英国に来た2009年時にもらえた
「日本酒ソムリエ」「レストランマネジャー」の職種は、
既に昨年より専門職種リストから排除されています。

英国においてこれからどのように日本食・日本酒文化を守り、
育てていけるかが大きな課題となるかもしれません。

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